友達だったよね、私達。



貴方の為なら何でも出来る
自分を犠牲に出来るよ。
貴方の事は何でも知ってる
何時も貴方の為だけに・・・

貴方は知らないけどね。

貴方が言ったから私は実行したのに。
私は間違ってたのかな？

「ＸＸＸなんか死んでしまえ」

貴方が望んだから消えてあげたよ
なのにどうしてかな？
私の赤い手を貴方は握ってはくれなかったね。

私は間違っていたのかな？

気づけば赤いモノは私の体から溢れてた
貴方の瞳からは透明で、綺麗な涙が溢れてた。

「これからもよろしくね・・・」

友達だったよね？私達。



「もちろんだよ」


最後に聞こえた声は
とても切ない空耳でした・・・

私は白い兎を追いかけただけ
いつの間にか落ちていた　深い深い闇の底…

奇妙な森にグロテスクな動物
ここは不思議の国？
大人の芋虫に消える猫
おかしいのは誰？

私は白い兎を追いかけただけ
いつの間にか落ちていた　深い深い闇の底…

小さなトビラに巨大な植物
ここは不思議の国？
喋るタマゴに気狂い帽子屋
おかしいのは私？

赤と黒のトランプに連れられて
いつの間にか着いていた　大きな大きな王の城…

白い兎はどこにもいない

夢よ覚めて　ここは不思議の国、私の居場所じゃない

ここから出して　私は死んでなんかいない
白い兎を追いかけただけ
ここから出して　狭い柩のなかから…

夢覚めて　ここは不思議の国、私はアリスじゃない

白い兎を追いかけただけ
いつの間にか落ちていた　深い深い闇の底…

戻れない日々　嗚呼白い兎はどこ？

ねぇ君、今まさに命を絶とうとしている君。
ナイフを持つ手が震えているよ？

この世界を終わらせる気なんだね
でもね、手首を切っても何も終わらない　また始まるだけさ。

世界から逃げる事しか出来ない君。
でもね、胸を刺しても何も終わらない　また始まるだけさ。

生きてゆくより死んだほうが楽かもね？
でも君に死ぬ勇気があるかい？

君は二度死ぬ
一度目は体が　二度目は魂が

可哀想な君。
でも、死ぬのは自由さ

さぁ、君に死ぬ勇気があるかい？

お前は言った　「ずっと一緒だよ」と　違ったね
お前はもういない　さよならも言わずに消えてしまった
お前の冷たいその瞳には何が映ってる？

さよならなんて言わせるものか

ずっと側にいる　ずっとずっと側にいるから
この手を離さないから　だから目を開けて早く言ってよ「さよなら」って…

君は冷たい　とてもとても。
もう動かないお前は二度と戻らない

さよならなんて言わせるものか
だからもう一度目を開けて、サヨナラと言って？

別れの言葉を囁いておくれ